お写ん歩

Nakameguro Monochrome Rendezvous

Rendezvous

こうやってローマ字で表記をすると何と発音するか検討もつかない人が多い「ランデヴー」ということば。

「会う約束、待ち合わせ」という意味のフランス語で、日常的にかなり頻繁に登場する言葉だそうです。

GWの半ば、有名コスプレイヤーの友人、そして新卒同期で今は別の会社に行った友人と中目黒で打ち合わせがあったので、約束よりも1時間ほど先に行って中目黒をお写ん歩していました。

Elmar 50mm F2.8

携えたカメラはLeica M10とElmar 50mm F2.8というオールドレンズ。

古いレンズだからといって侮れないのがカメラの奥深いところ。戦前や戦後のレンズでも、今のレンズよりも精巧に作られているものがあり、丁寧に管理されてきているものだと何百万円もするような代物がゴロゴロとあるのが沼の怖い世界。

今回はElmar 50mm F2.8を使いながら、LeicaM10の標準のモノクロで撮って出しのJPEGで一発勝負。普段のLightroomの現像は無しでレンズの写りを見ていきたいと思います。

Monochrome

高架下の通路を歩いてみると飲み屋が多いことに気がつきました。道端には空き缶や空き瓶が捨てられています、モノクロで撮ると雰囲気があるように一見思いますが、実際は汚い。

中目黒は川沿いやメインの道路から少し外れるとすぐに住宅街があります。新しく建てられた高級マンションが目立つようなまちづくりになっていますが、少し視点を変えて見ると、実は古い建物や趣深い場所がたくさん。

「天然たい焼き」と歌っているお店の赤ちょうちん。1匹づつ焼いているから天然だそうです。

目黒川沿いの草木。光がちょうどこの草を照らしていて綺麗だったので撮ったのですが、モノクロにするとまた少し違った印象を受けます。カラーだと、新緑の葉っぱが光で照らされてキラキラと綺麗に写っているのでしょうけれど、モノクロだと白い葉っぱにしか見えません。

また空き缶。自分の食べたものや飲んだものの後始末くらい大人なんだからできなくてどうするんだろうと思いながら撮りました。

川沿いのお店が露店を出しているところ。

なんだかよくわかりません。多分、川と葉っぱとその影を撮りたかったんだと思います。

これも影を撮ろうとしているんでしょうけれど、ぱっとしませんね。

そしてアイキャッチ画像。

前を歩いていらっしゃるのは老夫婦。快く撮らせてくださって最後は後ろ姿まで。手をつなぐ光景に思わずにやけてしまいました。僕も、歳を重ねても彼女(その頃はきっと奥さん)と手を繋いで歩いているような、そんな関係ですごしていたいです。

まとめ

以前の記事では「50mmの画角に慣れない」と嘆いていた僕ですが、GW中は一度もレンズを取り替えることなくこちらのElmar50mm F2.8で撮り続けていたため、かなり感覚を掴んだような気がします。

35mmよりも、少し狭く、そして少し近い、そんな世界が50mmのレンズ越しに広がっていました。

35mmよりも狭いため、写真のフレーム内における主題を一層明確に撮らないと本当によくわからない写真になってしまうことも気がつけたのも、とても勉強になりました。画角を変えてみることで、自分の視線の癖が如実に露わになった気がしています。

著名な方の写真を見ていると「こういう視点で世界を見ているのか!」という感動を覚えるものがたくさんある一方、僕は本当に平凡でどこを見ているんだと言う視点。

身近な世界にもきっと美しいものは溢れているのに、それに気が付けないのは、単に僕の目が悪いだけだ

ということを写真が教えてくれます。

どこにでもあるような草木や街の風景、一角でも見る人が変われば見え方も変わるわけで。味気なく見えてしまうのは単に僕の目がそう認識しているだけで他の人にとっては輝いているかもしれない。そんなあたり前のことを普段僕達は忘れて過ごしているんだなと。

これからも写真を通して「ものをみる視線」を鍛えていこうと、改めて奮い立ったGWでした。

ABOUT ME
早乙女まどか
早乙女まどか
彼女と僕、そして猫一匹の横濱桜木町での同棲生活を綴ります。写真やグルメ情報中心に生活のちょっとした工夫や日々の何気ない幸せを皆様に伝えていきます。